歯科技工所の見学に行きました😃❗️

こんにちは☆

中西歯科矯正歯科🦷🪥です♪

先月香川県綾歌郡にある『和田精密歯研』さんに見学に行きました。

みなさん、歯科医院で入れる金属の詰め物や入れ歯はどこで作っているか、どのような工程で作られているかご存知でしょうか?

患者さんからすれば、え!?歯医者さんで作っているんじゃないの?と思う方もいらっしゃると思いますが、実は違うんです。

その補綴物は色々と種類があり、金属やジルコニアの詰め物や被せ、入れ歯など型取りをした物は全て技工所で作られています。

私達歯科医院のスタッフは型取りをしてそれを模型にして、技工所さんに渡すと

一週間から10日位の期間で補綴物が出来上がります。

見学して驚いたのが、一つの補綴物に対して完成するまでにいくつも工程があったり、何人もの技工所さんの手がかけられていたことです。細かく部門が分かれており、その部門を一つずつクリアしていく感じです。

入れ歯の作り方も複雑で模型で模型を作って複模型というものをつくります。その複模型も完成までに2つ要るとのことで、

模型の模型のさらにその模型、、、

頭の中がこんがらがりますね、、、

金属の部分を鋳造するのに2,000度の窯に入れて、その模型は取り出したあと、割って壊して金属を取り出すので、模型のそのまた模型が要るのだとか。。

詳しい話になってきました、、、

なにせ、いくつもの複雑な工程を各部門のエキスパート技工士の登竜門をクリアしなければ歯科医院に届かないと言うことです。

あなたのお口には技工物は入っていますか?

入っていたとしたら、元あった自分の歯の様に復元されてないですか?それは『歯科技工士』さんの技術の賜物です。

大昔はそれはできなかったことです。昔の入れ歯は木製です。徳川家康も入れていたとか!?

その時代の平均寿命は50年ほど。今はその倍近くになっていますよね!色々な理由がありますが、そのひとつに健康的に食事が行えているからだともいえます。それを支えているのは『歯』です。

虫歯のない歯はもちろんのこと、技工物の入った歯や入れ歯も私達の健康を支えてくれています。それらを是非是非大事にしてくださいね!

そして今回お邪魔させていただきました、和田精密の技工士のみなさま、お忙しい中見学させて下さり、詳しくお話して下さり、本当にありがとうございました。大変貴重な体験になりました。今回の見学が技工物を入れる患者さんへ上手に伝えれるようコンサルティングに役立てていきます。今後とも宜しくお願いします。